• PDF 3p045 アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化

    アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化 (茨城大・理、(株)リガク・X線研究所†) 幕内 悦予、泉岡 明、佐々木 明登† 【緒言】金属ナノ粒子はバルクとも原子・分子とも違った電子状態をもつことからデ バイスなどへ応用できると考えられている。

  • PDF 金表面上に形成した 疎水性チオールと親水性チオールの混合 ...

    3-1. アルカンチオールおよびメル カプトウンデカン酸単体系 一連のアルカンチオール単体では,いずれも浸漬時間とともに接触角が増 大した (Fig. 1.)。SAM形成にともない 金表面上の露出部分が減少し疎水性が 増大したと考えられる

  • PDF アルカンチオール SAM 膜の形成過程に関する理論的研究 - ims ...

    4D15 アルカンチオールSAM 膜の形成過程に関する理論的研究 ( 東大院工*、JST PRESTO**) 川本 圭一*、中嶋 隆人*,**、平尾 公彦* 【序】 チオール基を持つ有機分子は金基盤表面と特異的に強い結合を形成し、自発的に2 次元に

  • 自己組織化法による電極表面の機能化 - Jst

    アルカンチオールが金表面にAu-Sの 結合 を作り化学吸着し、吸着した分子のアルキ ル鎖間の相互作用により安定な分子層が形 成可能であることが報告されると2)、他の 電極表面などにも自己組織化単分子層が形 成できることが次々に ...

  • アルカンチオール自己組織化単分子膜のナノ構造 - Jst

    SAMは アルカンチオールのエタノール溶液(1mM) に金基板を浸漬し,室温にて作製した。基板の浸漬時間 は各試料30sec~259.2ksec(3日)と した。LB膜 の作 製の際には,単 分子膜形成条件を満たすため,溶 液の濃 度変化による極限

  • 粉体・界面工学研究室 宇都宮大学 大学院工学研究科 物質環境 ...

    アルカンチオールは、金、銀、銅などの純金属表面に、ナノメートル(10のマイナス9乗メートル)サイズの超薄膜を形成することが出来ます。 粉体・界面工学研究室では、チオールSAMの金属表面および金属ナノ粒子表面への導入とその工学的な応用について、研究を行なっています。

  • PDF 販売中止のお知らせ - Dojindo

    アルカンチオール類は、Au(100)、Au(200)、Au(220)、Au(311) など様々な金の結晶面でSAM を形成することが知 られており 3,31,32) 、バイオセンサ作製など、用途によっては、必ずしもAu(111) の単結晶基板を用意する必要は無い。

  • PDF 金ナノ粒子を用いるセンサーの開発

    3.金ナノ粒子を用いる表面金属化技術 我々の開発したナノ粒子コーティング技術を ここで簡単に紹介する[4].まず直径50nm程 度の金コロイド分散液を定法に従い合成する. このコロイドとアルカンチオール,それに試料

  • PDF 3p045 アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化

    アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化 (茨城大・理、(株)リガク・X線研究所†) 幕内 悦予、泉岡 明、佐々木 明登† 【緒言】金属ナノ粒子はバルクとも原子・分子とも違った電子状態をもつことからデ バイスなどへ応用できると考えられている。

  • PDF 金表面上に形成した 疎水性チオールと親水性チオールの混合 ...

    3-1. アルカンチオールおよびメル カプトウンデカン酸単体系 一連のアルカンチオール単体では,いずれも浸漬時間とともに接触角が増 大した (Fig. 1.)。SAM形成にともない 金表面上の露出部分が減少し疎水性が 増大したと考えられる

  • PDF アルカンチオール SAM 膜の形成過程に関する理論的研究 - ims ...

    4D15 アルカンチオールSAM 膜の形成過程に関する理論的研究 ( 東大院工*、JST PRESTO**) 川本 圭一*、中嶋 隆人*,**、平尾 公彦* 【序】 チオール基を持つ有機分子は金基盤表面と特異的に強い結合を形成し、自発的に2 次元に

  • 自己組織化法による電極表面の機能化 - Jst

    アルカンチオールが金表面にAu-Sの 結合 を作り化学吸着し、吸着した分子のアルキ ル鎖間の相互作用により安定な分子層が形 成可能であることが報告されると2)、他の 電極表面などにも自己組織化単分子層が形 成できることが次々に ...

  • アルカンチオール自己組織化単分子膜のナノ構造 - Jst

    SAMは アルカンチオールのエタノール溶液(1mM) に金基板を浸漬し,室温にて作製した。基板の浸漬時間 は各試料30sec~259.2ksec(3日)と した。LB膜 の作 製の際には,単 分子膜形成条件を満たすため,溶 液の濃 度変化による極限

  • 粉体・界面工学研究室 宇都宮大学 大学院工学研究科 物質環境 ...

    アルカンチオールは、金、銀、銅などの純金属表面に、ナノメートル(10のマイナス9乗メートル)サイズの超薄膜を形成することが出来ます。 粉体・界面工学研究室では、チオールSAMの金属表面および金属ナノ粒子表面への導入とその工学的な応用について、研究を行なっています。

  • PDF 販売中止のお知らせ - Dojindo

    アルカンチオール類は、Au(100)、Au(200)、Au(220)、Au(311) など様々な金の結晶面でSAM を形成することが知 られており 3,31,32) 、バイオセンサ作製など、用途によっては、必ずしもAu(111) の単結晶基板を用意する必要は無い。

  • PDF 金ナノ粒子を用いるセンサーの開発

    3.金ナノ粒子を用いる表面金属化技術 我々の開発したナノ粒子コーティング技術を ここで簡単に紹介する[4].まず直径50nm程 度の金コロイド分散液を定法に従い合成する. このコロイドとアルカンチオール,それに試料

  • 自己組織化単分子膜 - Wikipedia

    参考文献 近藤敏啓, 魚崎浩平. "金-イオウ結合の利用: 自己組織化単分子膜 (SAM)." 化学と工業 52.7 (1999): 842-847. 松浦俊彦, 下山雄平. "チオフェン自己組織化単分子膜形成におけるアルキル鎖の影響." 表面科学 23.8

  • 吸収した光子を2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の ...

    図1 テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおける一重項分裂の反応の概略 通常、分子に一つの光子が吸収されると一つの励起子 (正孔と電子の対が束縛状態になったもの) しか生成されない。

  • スポットライトリサーチ:金ナノクラスター表面の自己組織化 ...

    テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおいて、一光子の吸収過程から二つの三重項励起子を生成する一重項分裂 (singlet fission : SF) を高効率で発現し、160%の一重項酸素の発生効率を達成したという研究です。. 光機能性有機材料の開発は ...

  • PDF 酵素に学ぶ金ナノ粒子触媒 - Nims

    金ナノ粒子が触媒金属として働き、アルカンチオール自己組織化単層膜が金属 酵素周辺部のタンパク質と類似の働きを果たす。アルカンチオール自己組織化単層膜が内 部の疎水空間に反応物質を取り込み(図2B)、触媒である金ナノ

  • 1-Dodecanethiol 112-55-0 | 東京化成工業株式会社

    112-55-. Reaxys Registry Number. 969337. PubChem Substance ID. 87567556. SDBS(産業技術総合研究所スペクトルDB). 10643. MDL番号. MFCD00004885.

  • アルカンチオールの製造方法

    アルカンチオールは、医薬品、農薬、機能性高分子等の合成用中間体として極めて有用である。そのため、アルカンチオールの製造方法の開発が精力的に行われている。【0003】 アルカンチオールの製造方法としては、いくつかの

  • PDF 博士(理学)佐藤 縁 学位論文題名 Derivatives on Electrodes

    金表 面上の単分子層は、非常に安定であったが、白金表面では、空気飽和の水に浸漬することで酸化分解、脱離する ことがわかった。 第四章では、フウロセニルアルカンチオール単分子層修飾金電極の電気化学的性質を詳細に検討し

  • PDF 自己組織化膜を応用したセンサとその計測技術の開発

    金電極は蒸着後真空炉で500 で熱処理するこ とにより平滑な表面が得られた。金表面は大気中 で汚染されやすく,熱処理後熱硫酸で酸化除去す ることが望ましい。次に,各種アルカンチオールのエタノール溶液 に基板を浸潰することにより

  • PDF 第一原理分子動力学法による金表面上の自己組織化膜の研究

    金‐アルカンチオール系自己組織化膜の構造 は分子‐金基板間の相互作用と分子間相互作用 のバランスによって規則的な膜構造が決まって いると考えられている。現在一般に用いられて いるGGA では長距離ファンデルワールス相互 ...

  • PDF 吸収した光子を 2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の ...

    1 テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおける一重項分裂の反応の概略 3/5 図 2 テトラセンヘテロジスルフィド体(左)およびテトラセンホモジスルフィド体(右)を用いて分 子集積化したテトラセンアルカンチオール ...

  • リガンド金結合

    リガンド金結合 【要約】 【目的】 アルカンチオール等の化合物で金ゾルをコーティングする方法、免疫学的及び免疫細胞学的診断検査におけるコーティングしたゾルの使用、並びにこれらのコーティングした金ゾルを含むテストキットを提供する。

  • 共同発表:有機薄膜表面電子の光励起寿命をリアルタイムで ...

    実験ではまず、金電極をアルカンチオール水溶液に浸漬して、SAM膜を形成しました。SAM膜を構成するアルカンチオール分子は、分子鎖の端に硫黄原子を持ち、これがアンカーとして働いて金基板に強く結合します。この時に分子鎖が 図 ...

  • 慶応大、有機薄膜表面電子の光励起寿命のリアルタイム計測に ...

    図1 金表面に形成されたアルカンチオール単分子膜(SAM:右)と2光子光電子分光法の模式図(左) 実験の結果、励起電子の寿命は100ps以上あり、単分子 ...

  • アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体 ...

    アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体の酸化還元反応に及ぼす静電相互作用の影響 Effect of electrostatic interaction on the oxdation-reduction reaction of ferrocenes in an alkanethiol derivative modified gold electrode.

  • Introduction to Molecular Self-Assembly

    Material Matters 2006, 1.2, 3. Molecular self-assembly is the assembly of molecules without guidance or management from an outside source. Self-assembly can occur spontaneously in nature, for example, in cells such as the self-assembly of the lipid bilayer membrane. It usually results in an increase in internal organization of the system.

  • PDF 3p045 アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化

    アルカンチオール存在下における金ナノ粒子の粒径変化 (茨城大・理、(株)リガク・X線研究所†) 幕内 悦予、泉岡 明、佐々木 明登† 【緒言】金属ナノ粒子はバルクとも原子・分子とも違った電子状態をもつことからデ バイスなどへ応用できると考えられている。

  • PDF 金表面上に形成した 疎水性チオールと親水性チオールの混合 ...

    3-1. アルカンチオールおよびメル カプトウンデカン酸単体系 一連のアルカンチオール単体では,いずれも浸漬時間とともに接触角が増 大した (Fig. 1.)。SAM形成にともない 金表面上の露出部分が減少し疎水性が 増大したと考えられる

  • PDF アルカンチオール SAM 膜の形成過程に関する理論的研究 - ims ...

    4D15 アルカンチオールSAM 膜の形成過程に関する理論的研究 ( 東大院工*、JST PRESTO**) 川本 圭一*、中嶋 隆人*,**、平尾 公彦* 【序】 チオール基を持つ有機分子は金基盤表面と特異的に強い結合を形成し、自発的に2 次元に

  • 自己組織化法による電極表面の機能化 - Jst

    アルカンチオールが金表面にAu-Sの 結合 を作り化学吸着し、吸着した分子のアルキ ル鎖間の相互作用により安定な分子層が形 成可能であることが報告されると2)、他の 電極表面などにも自己組織化単分子層が形 成できることが次々に ...

  • アルカンチオール自己組織化単分子膜のナノ構造 - Jst

    SAMは アルカンチオールのエタノール溶液(1mM) に金基板を浸漬し,室温にて作製した。基板の浸漬時間 は各試料30sec~259.2ksec(3日)と した。LB膜 の作 製の際には,単 分子膜形成条件を満たすため,溶 液の濃 度変化による極限

  • 粉体・界面工学研究室 宇都宮大学 大学院工学研究科 物質環境 ...

    アルカンチオールは、金、銀、銅などの純金属表面に、ナノメートル(10のマイナス9乗メートル)サイズの超薄膜を形成することが出来ます。 粉体・界面工学研究室では、チオールSAMの金属表面および金属ナノ粒子表面への導入とその工学的な応用について、研究を行なっています。

  • PDF 販売中止のお知らせ - Dojindo

    アルカンチオール類は、Au(100)、Au(200)、Au(220)、Au(311) など様々な金の結晶面でSAM を形成することが知 られており 3,31,32) 、バイオセンサ作製など、用途によっては、必ずしもAu(111) の単結晶基板を用意する必要は無い。

  • PDF 金ナノ粒子を用いるセンサーの開発

    3.金ナノ粒子を用いる表面金属化技術 我々の開発したナノ粒子コーティング技術を ここで簡単に紹介する[4].まず直径50nm程 度の金コロイド分散液を定法に従い合成する. このコロイドとアルカンチオール,それに試料

  • 自己組織化単分子膜 - Wikipedia

    参考文献 近藤敏啓, 魚崎浩平. "金-イオウ結合の利用: 自己組織化単分子膜 (SAM)." 化学と工業 52.7 (1999): 842-847. 松浦俊彦, 下山雄平. "チオフェン自己組織化単分子膜形成におけるアルキル鎖の影響." 表面科学 23.8

  • 吸収した光子を2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の ...

    図1 テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおける一重項分裂の反応の概略 通常、分子に一つの光子が吸収されると一つの励起子 (正孔と電子の対が束縛状態になったもの) しか生成されない。

  • スポットライトリサーチ:金ナノクラスター表面の自己組織化 ...

    テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおいて、一光子の吸収過程から二つの三重項励起子を生成する一重項分裂 (singlet fission : SF) を高効率で発現し、160%の一重項酸素の発生効率を達成したという研究です。. 光機能性有機材料の開発は ...

  • PDF 酵素に学ぶ金ナノ粒子触媒 - Nims

    金ナノ粒子が触媒金属として働き、アルカンチオール自己組織化単層膜が金属 酵素周辺部のタンパク質と類似の働きを果たす。アルカンチオール自己組織化単層膜が内 部の疎水空間に反応物質を取り込み(図2B)、触媒である金ナノ

  • 1-Dodecanethiol 112-55-0 | 東京化成工業株式会社

    112-55-. Reaxys Registry Number. 969337. PubChem Substance ID. 87567556. SDBS(産業技術総合研究所スペクトルDB). 10643. MDL番号. MFCD00004885.

  • アルカンチオールの製造方法

    アルカンチオールは、医薬品、農薬、機能性高分子等の合成用中間体として極めて有用である。そのため、アルカンチオールの製造方法の開発が精力的に行われている。【0003】 アルカンチオールの製造方法としては、いくつかの

  • PDF 博士(理学)佐藤 縁 学位論文題名 Derivatives on Electrodes

    金表 面上の単分子層は、非常に安定であったが、白金表面では、空気飽和の水に浸漬することで酸化分解、脱離する ことがわかった。 第四章では、フウロセニルアルカンチオール単分子層修飾金電極の電気化学的性質を詳細に検討し

  • PDF 自己組織化膜を応用したセンサとその計測技術の開発

    金電極は蒸着後真空炉で500 で熱処理するこ とにより平滑な表面が得られた。金表面は大気中 で汚染されやすく,熱処理後熱硫酸で酸化除去す ることが望ましい。次に,各種アルカンチオールのエタノール溶液 に基板を浸潰することにより

  • PDF 第一原理分子動力学法による金表面上の自己組織化膜の研究

    金‐アルカンチオール系自己組織化膜の構造 は分子‐金基板間の相互作用と分子間相互作用 のバランスによって規則的な膜構造が決まって いると考えられている。現在一般に用いられて いるGGA では長距離ファンデルワールス相互 ...

  • PDF 吸収した光子を 2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の ...

    1 テトラセンアルカンチオール修飾金ナノクラスターにおける一重項分裂の反応の概略 3/5 図 2 テトラセンヘテロジスルフィド体(左)およびテトラセンホモジスルフィド体(右)を用いて分 子集積化したテトラセンアルカンチオール ...

  • リガンド金結合

    リガンド金結合 【要約】 【目的】 アルカンチオール等の化合物で金ゾルをコーティングする方法、免疫学的及び免疫細胞学的診断検査におけるコーティングしたゾルの使用、並びにこれらのコーティングした金ゾルを含むテストキットを提供する。

  • 共同発表:有機薄膜表面電子の光励起寿命をリアルタイムで ...

    実験ではまず、金電極をアルカンチオール水溶液に浸漬して、SAM膜を形成しました。SAM膜を構成するアルカンチオール分子は、分子鎖の端に硫黄原子を持ち、これがアンカーとして働いて金基板に強く結合します。この時に分子鎖が 図 ...

  • 慶応大、有機薄膜表面電子の光励起寿命のリアルタイム計測に ...

    図1 金表面に形成されたアルカンチオール単分子膜(SAM:右)と2光子光電子分光法の模式図(左) 実験の結果、励起電子の寿命は100ps以上あり、単分子 ...

  • アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体 ...

    アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体の酸化還元反応に及ぼす静電相互作用の影響 Effect of electrostatic interaction on the oxdation-reduction reaction of ferrocenes in an alkanethiol derivative modified gold electrode.

  • Introduction to Molecular Self-Assembly

    Material Matters 2006, 1.2, 3. Molecular self-assembly is the assembly of molecules without guidance or management from an outside source. Self-assembly can occur spontaneously in nature, for example, in cells such as the self-assembly of the lipid bilayer membrane. It usually results in an increase in internal organization of the system.

  • 「ナノイノベーションの最先端」第37回 | NanotechJapan Bulletin ...

    金粒子は表面にアルカンチオール(Alkanethiol)という鎖状の分子を保護基として纏わせている.アルカンは CH 3 (CH 2) n で,メチレン基(CH 2 )が鎖状に繋がりアルカン鎖を形成している.その一端に硫黄(S)を含む結合基チオール(SH)が接続されているのがアルカンチオールである.Sは金属に ...

  • 金表面上の長鎖アルカンチオール単分子膜の欠損部の観察

    金表面上の長鎖アルカンチオール単分子膜の欠損部の観察 チオール類は金表面に化学結合し,単分子膜を形成することが知られています.下図はフェロセンアンモニウム溶液中で測定した裸の金電極およびヘキサデカンチオールを吸着させた金電極のサイクリックボルタモグラムです ...

  • 吸収した光子を2倍の励起子へ変換:金ナノクラスター表面上の ...

    テトラセンヘテロジスルフィドTc-C11-S-S-C7-Tcによって合成した金ナノクラスターでは図2に示すように、C11とC7のテトラセンアルカンチオールが近接 ...

  • PDF 自己組織化単分子層(SAMs)形成試薬 - TOYOBO

    13 金表面のSAMs研究や、相互作用研究のための金表面への官能基導入に有用なアルカンチオール試薬です。PEG(ポリエチレングリコール)分子を有する試薬は非特異的吸着を低減する効果が期待できます。PEGを介して官能基を導入で

  • PDF 有機デバイス開発の現状と課題 - SPring-8

    金表面にアルカンチオール等の分子末端にSH基を有する分 子を化学(物理)吸着させた単分子膜(パターニングが可能) アルカンチオール:マイクロ(ナノ)コ ンタクトプリント 化学吸着法 シランカップリング剤等で表面修飾した ...

  • チオール - Wikipedia

    チオール基とジスルフィド基は金、銀、銅、白金、パラジウム、水銀など様々な金属表面で自己組織化単分子膜 (SAM) を形成する。特に金基板は幅広く使用される [10]。 合成法 ハロゲン化アルキルをアルカリの存在下に硫化水素と反応さ

  • Dtt分子の金表面からの除去に関して - 大学生です.金表面 ...

    DTT分子の金表面からの除去に関して 大学生です.金表面に結合させたアルカンチオール分子やチオール末端DNAなどの分子膜を除去するのにDTTを使用しています.しかし,上記の分子膜はうまく除去されるので...

  • 電気化学活性チオール|Sam(自己組織化単分子膜)形成試薬 ...

    電気化学. 酸化還元活性部位を持つアルカンチオールのSAMは、界面におけるレドックスプロセス(電極表面における酸化還元による電子移動のカイネティクス)の研究に有用です。. ハイドロキノンを末端に持つチオールは電気化学とpHセンサーの研究に有用 ...

  • サッと漬けるだけ。ジュエリーの変色を防ぐ【ナノジュエリー ...

    こんにちは!鈴峯です! 今日は、金や銀のジュエリーの黒ずみや変色をおさえ、いつまでも新品のような輝きを保ちたい方におススメの商品「ナノジュエリーコート」の紹介です! 大切にしていたジュエリーが、気づいたら黒ずみ変色していたらショックですよね?

  • PDF 【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第 ...

    金粒子は表面にアルカンチオール(Alkanethiol)とい う鎖状の分子を保護基として纏わせている.アルカンは CH3(CH2)nで,メチレン基(CH2)が鎖状に繋がりアルカ ン鎖を形成している.その一端に硫黄(S)を含む結合基 である.Sは ...

  • PDF 有機薄膜表面電子の光励起寿命をリアルタイムで計測 -高効率 ...

    本研究では、「金+アルカンチオールSAM膜構造体」の光誘起電子励起現象を、さまざ まな厚みのSAM膜について2光子分光測定法を用いて計測し、光誘起励起のメカニズム を調べるとともに、光誘起励起過程を積極的に制御する

  • 水晶振動子マイクロバランス法(Quartz Crystal Microbalance ...

    また金表面とS原子との相互作用を利用してアルカンチオールを用いて自己集合単分子膜(SAM)を形成し、様々な官能基を表面に提示させた後に目的の分子を固定化することも多く行われています。

  • PDF 自己組織化膜による刃物の表面改質技術の開発(第1報)

    ルキル基を有するアルカンチオールを用いて金めっき表面への自己組織化膜の形成を検討した。 1.はじめに 金属製品の撥油性・撥水性は、表面に表面自由エネ ルギーの低い物質をコーティングすることで発現して いる。表面自由 ...

  • 有機単層結晶薄膜の電荷分離の様子を明らかに、太陽電池の高 ...

    図1(イ)は、アントラセン修飾アルカンチオールが金基板上に自己組織化して形成した単分子膜のSTM像だ。輝点それぞれが末端のアントラセン ...

  • チオール化合物を利用した金属の腐蝕防止方法及び被覆方法

    Zamborini及びCrooks(1998)は、ブロマイド(bromide)水溶液の中で、腐蝕から金を保護するn-アルカンチオール自己組織化単分子層の能力を研究した。電圧電流測定分析法を利用した彼らの研究による

  • 京大の小山氏,白金やパラジウムなどの金属ナノ粒子の簡便な ...

    例えば金ナノ粒子の場合,アルカンチオールが表面に形成された基板を用いれば,それが架橋試薬としてはたらき基板表面への固定が可能だ。銀ナノ粒子の場合では,分散剤などを用いてペースト状にし,基板に吹き付けたのちに焼結・固定

  • Nims、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ ...

    アルカンチオール自己組織化単層膜が内部の疎水空間に反応物質を取り込み(画像3B)、触媒である金ナノ粒子表面に反応物質を近づけることで触媒 ...

  • Fukulab

    アルカンチオール分子は、金表面において金-チオール結合により自己組織化単分子膜(SAM)を形成することが知られています。このSAMは負電位の印加により、電気化学的に還元脱離することができます。本研究にはこの現象を利用しました。

  • 電子が隣の分子にも飛び移る伝導路を発見-分子素子の構造や ...

    本研究では、アルカンチオール自己組織化膜 注1) と呼ばれるほぼ直線の骨格を持つ分子が表面に整列した試料を選び、分子の一方の端は大きな金電極に、他の端はトンネル顕微鏡の探針を用いた1原子単位の微小電極に接合した

  • Jp2008202147a - チオール化合物を利用した金属の腐蝕防止 ...

    【課題】金属表面に対する数ナノメータの厚さの耐食性アルカンチオール被覆により、各種金属、特に亜鉛鍍金及び電気亜鉛鍍金鋼の耐食性を向上させる。 【解決手段】本発明は、アルカンチオール化合物及び溶媒を含有する溶液を金属表面に被覆することによって、腐蝕に対する強い遮断壁 ...

  • アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体 ...

    アルカンチオール誘導体修飾金電極におけるフェロセン誘導体の酸化還元反応に及ぼす静電相互作用の影響 Effect of electrostatic interaction on the oxdation-reduction reaction of ferrocenes in an alkanethiol derivative modified gold electrode.

  • PDF 自己組織化微細多孔質高分子膜のバイオセンサーへの応用

    体反応では,表面プラズモン共鳴センサーの金薄膜上に従来使われているアルカンチオール単分子層膜に比較し て,ポリスチレン系の微細多孔質高分子膜を適用することで4~7倍の感度増加が認められた。キーワード:自己組織化,微細 ...

  • JP2001152363A - 自己組織化単分子膜の製造方法 - Google ...

    (57)【要約】 【課題】 列状分子空げきや金表面原子層の脱落に伴う ピットなどの欠陥の少ない自己組織化単分子膜を製造す る方法を提供する。 【解決手段】 アルコール類などの有機溶媒中に置換又 は無置換の直鎖アルカンチオールを含む溶液に金などの 金属基板を浸漬して該 ...

  • 表面プラズモン共鳴センサを用いた超高感度匂い物質検知(1 ...

    金の表面に形成するSAMはアルキル鎖の一方の端にメルカプト基のついたアルカンチオールを用いる。この化合物をエタノールなどの溶媒に溶かし、洗浄した金薄膜の基板を浸漬する。するとチオールが金に特異的に結合するとともに

  • DNA固定化FETセンサ及びその作製方法

    金表面のシールド効果は、酸化還元物質であるK3[Fe(CN)6]を用いて測定した。測定原理は、金電極表面をアルカンチオールが密閉構造で固定化されていれば金電極表面で酸化還元反応が起こらないが、密閉性が崩れる(例えば 測定条件 ...

  • PDF Osaka University Knowledge Archive : OUKA

    (1)アルカンチオールの自己集合単分子膜で被覆した金電極上において銀のアンダーポテンシャル析出 (UPD) 反 応が進行し、その速度が被覆したアルカンチオールの鎖長に依存することを明らかにしている。(2)銀のUPD反応を行うことにより、銀が析出した部分のアルカンチオール単分子膜が ...

  • 表面プラズモン共鳴法(Surface Plasmon Resonance: SPR ...

    銀、金、アルミなど様々な金属が利用可能ですが、化学的安定性などの観点から金が主に用いられています。表面プラズモン場のしみ出し長よりも薄い膜(アルカンチオールの自己組織化単分子膜、高分子薄膜・グラフト層、生体分子など

  • X線光電子分析のWhatandHow?

    図5 金蒸着したチタン板のアルカンチオール処理 前と処理後のC1sスペクトルの比較 1506852_齋藤.mcd Page 4 15/08/19 16:03 v5.51

  • 金-ケイ酸塩界面におけるアルカンチオールとpll-pegのパターン ...

    金ディスクアレイと周囲の基板上への表面官能化をX線光電子分光法(XPS)を用いて各段階で特性評価し,アルカンチオールが金に特異的に結合することを示した。PLL-PEGを用いて非特異的蛋白質および細胞吸着に対する抵抗を提供し,ケイ酸

  • 分子を用いた脳型情報処理デバイスの実現へ基礎特性 ... - リソウ

    金電極表面に分子膜が作られており、分子膜間を金ナノ粒子が架橋している様子を示す。(b,c)分子膜の模式図。(b)では分子(ルテニウム錯体)が金電極に直接的に化学結合を形成する。(c)では分子が金電極表面のアルカンチオール分子に

  • PDF 京都大学大学院 工学研究科材料工学専攻 機能構築学研究室 ...

    京都大学大学院 工学研究科材料工学専攻 機能構築学研究室 ...

  • PDF 真空蒸着での Au(111 )表面のチオフェンの吸着反応 - KEK

    金基板上の含硫黄分子の自己組織化膜(SAM)は、薄膜作成の基礎研究の対象、また有機デバイスなどへの応用とい う点からも注目されている。 通常自己組織化分子としてはアルキル鎖を持つアルカンチオールに関しての研究例が多いが、硫

  • PDF Title 会合形成が高度に機能誘発する超分子型光エネルギー変換 ...

    また、ペンタセンアルカンチオール修飾金ナノ粒子およびC60の分子集合体のフェムト秒過渡吸収測定では超高 速の光誘起電子移動が観測され、湿式セルにおける光電変換特性評価においても良好な光電流発生が可視光領域 で観測され

  • PDF Evaluation of Thin F ilm by Parallel Angle Resolved X -ray ...

    アルカンチオール単分子膜 金基板 Au 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 .10.20.30.40.50.60.70.80.9 Depth(nm) 組成比(Atomic%) CF2, CF3 CF2 CF3 CH2 S Au TN413 Technical News 図3. フッ素系アルカンチオール のAu 表面へ ...

  • 22pPSB-26 重水素部分置換アルカンチオールの合成と金表面へ ...

    22pPSB-26 重水素部分置換アルカンチオールの合成と金表面への吸着(22pPSB 領域9ポスターセッション,領域9(表面・界面,結晶成長)) 21pXA-10 アルカンチオール自己組織化膜に対するSTM-IETS : 膜厚依存性と同位体効果(21pXA 領域9,領域7合同 ナノチューブ・ナノワイヤ,領域9(表面・界面,結晶成長))

  • PDF 2002

    「金(111)面上におけるCOOH末端アルカンチオール自己組織化単分子膜-水溶 液界面のキャパシタンス測定による対イオン効果の評価」曽田岳彦、保原大介、山 本雅博、 垣内 隆 2. 「Ag(111)面上でのヨウ素の吸着構造:第一 3.

  • PDF 佃 達 哉(助教授)(2000年1月1日着任)

    この結果は,金クラスターの成長過程とチオール保護による成長停止過程が競合し,速度論 的な要因によってコアサイズが決定されることを表している。a2) ポリマー保護金クラスターを前駆体としてアルカンチオール保護金クラスターを調製し

  • PDF Wako Organic Square

    Wako Organic Square 3No.40 電池研究用試薬 水分、塩化物、各種金属含量を保証した電池研究用グレードの溶媒、電解質のラインアップに新製品を追加しました! 溶 媒 【規格例】 規格値 規格項目 Diethyl Carbonate【DEC】 Dimethyl ...

  • Kitamura and Hattori Laboratories, Kobe University;

    池松 直樹 「アルカンチオールとベンゼンチオールの単分子修飾による金表面の制御」 宇賀治 瞭介 「酸化物半導体SnOxをチャネル層に用いた薄膜トランジスタの作製」 眞田 武 「絶縁膜上に形成した単分子膜の被覆率制御技術」

  • PDF 第72回コロイドおよび界面化学討論会プログラム 2021 9 15 17 La ...

    1B11 2アルカンチオールを利用した金 ナノ粒子の集合化温度の制御(1北海道大学生命科学院,北海道大 学電子科学研究所) 熊 2坤1,三友 2秀之,与那嶺 雄介,居城 邦治2 1B12 有機ハロゲン化鉛ペロブスカイト材料の相図と単結晶1 ...

  • Nims、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ ...

    写真拡大 物質・材料研究機構(NIMS)は10月3日、酵素の物質取り込み機能を模倣した高活性の「金ナノ粒子触媒」の開発に成功したと発表した。

  • セミナー「金属ナノ粒子の合成、表面修飾技術と応用セミナー ...

    液相還元による金、銀、銅その他貴金属類の金属ナノ材料の合成、そして応用構造制御と化学的表面修、ナノ粒子形状に影響を与える各種因子、各種表面官能基の特性受講料43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )【...

  • 特開2015-172214 | 知財ポータル「IP Force」

    特開2015-172214 (P2015-172214A) 【課題】銀めっきの変色防止効果に優れた被覆膜を形成する。. 【解決手段】6−アニリノ−1,3,5−トリアジン−2,4−ジチオール及び/又はそのアルカリ金属塩を0.01g/L〜0.15g/Lの濃度で水に溶解または分散させ、pHを4〜7に ...

  • 特開2015-63712 | 知財ポータル「IP Force」

    特開 2015-63712 有機金 化合物、その製造方法及び導電性ペースト 書誌 要約 請求の範囲 詳細な説明 課題 実施例 実施するための形態 図面の説明 目に優しい 通常表示 文字サイズ 小 中 大 PDF Top < > < > 1 (19)【発行国】日本国 ...

  • 拒絶査定不服の審決|不服2012-21369 - 特許審決データベース

    2 補正事項について 補正前の請求項14における「アルカンチオール基」を「炭素数が6以上であるアルカンチオール基」に補正することは,アルカンチオール基を構成する炭素の数を6以上に限定したものであるから,特許法17条の2第5項2号